花みず木HIROKOの きものに寄せる思い。

一片の布から縫う日本のきものは、長い歴史と伝統に培われた民族衣装として、世界に誇りうる日本文化の象徴ともいえます。

きものは日本女性のこころのふるさとです。

きもの着る貴女。、、、

そのたたずまいは美しく優雅で精神の充実をみごとに表現してくれます。

今、数ある“衣”の中できものほど愛しまれ大切にされてきた衣は他には見当たりません。

しかし、そのきものも近年一般には徐々に遠い存在に成りつつある事も、又、時代の流れ、生活スタイルの多様化と認めて。

昔は、祖母から母へ、娘にと、きものとの係わりの中できものの選び方。縫い方(仕立て)。着付方。手入れ方法を教えられた事は自然でしたが、近年はそうした事も少なくなり日常の中で、きものは益々遠き存在になって行く事に憂いを感じています。

市場“で行き場を見失って山積みになっているきもの達と出合って、このままではきものが可哀そう!40余年きものに携わって来た者として「きもの何とかしなくちゃ!の強い思いが、きものを、もう一度再利用(リメーク)して活用する。

一枚一枚丁寧にほどいて洗い張りをして、仕立て直す。自分用に。家族に。友人に。

そして、きものを身近な物として作務衣(家庭着)を縫う事にしました。

縫い上げたきものは満点!。何とも言えない素朴で、優しく。軽くてあたたかい。

楽しさ、嬉しさ、愛しさは。言葉に表せない充実したこころ落ち着くものでした。

私の場合――

慈しんできたきものは、暮らしの中で大切に最後まで活かし切る。

きものが喜んでくれると思うから。きものに寄せる思いで

今日もせっせと、きものをリメーク。作務衣(家庭着)を楽しみながら縫うています。